東京大学医療社会システム工学寄付講座・ベリサーブ 共同シンポジウム
「品質イノベーションの追求」

2014.11.26

東京大学医療社会システム工学寄附講座・ベリサーブ 共同シンポジウム

当日はご多忙の中、多くの皆様にご参加たまわり誠にありがとうございました。

弊社では、品質向上に向けて皆様にご満足して頂ける高品質なサービスの実現に向け、日々研鑚を積んでまいる
所存でございますので、今後とも皆様のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

会場

共同シンポジウム事務局(株式会社ベリサーブ内)

セミナー実施概要

日時2014年11月26日(水)13:00〜17:45
会場東京大学 伊藤謝恩ホール・情報学環福武ホール
主催(共催)東京大学、株式会社ベリサーブ

実施報告

開催挨拶

東京大学大学院
工学系研究科 化学システム工学専攻 教授・専攻長 平尾 雅彦 氏

開催挨拶

東京大学大学院
工学系研究科 化学システム工学専攻 特任教授 水流 聡子 氏

開催挨拶

株式会社ベリサーブ
代表取締役社長 新堀 義之

基調講演:変化の時代をたくましく生きる 〜成熟経済社会の品質経営〜

東京大学
名誉教授 飯塚 悦功 氏

<セッション概要>

かつて高度成長期に一世を風靡した品質管理(TQC,全社的品質管理,総合的品質管理等)は、なぜ時代の寵児であったのか。 それは現代の成熟経済社会経営にも有用な思想・方法論でありうるのか。 品質マネジメントに内在する深遠なる経営哲学を再認識し、事業の本質が競争環境における製品・サービスを通した顧客価値提供にあるととらえて、 自らが有すべき組織能力を明らかにし、持続的成功を実現する経営スタイルについて考察したい。

A-1:医薬品製造プロセスにおける品質・生産性向上

東京大学大学院
工学系研究科 化学システム工学専攻 准教授 杉山 弘和 氏

<セッション概要>

医薬品産業では、製造プロセスの改善を通した品質・生産性向上が求められている。しかし、企業におけるプロセス改善はケース・バイ・ケースになりがちで、データや手法も組織内に分散してしまっている。
本発表では、実際の注射剤製造工場で構築したプロセス改善の業務モデルと運用事例を紹介しながら、データ・手法・アクティビティを統合化したプロセス改善のあり方を考える。

A-2:宇宙機開発における信頼性向上の取組み

独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)
研究開発本部 情報・計算工学センター 主任開発員 石濱 直樹 氏

<セッション概要>

信頼性・安全性が問われる宇宙機システムを運用する上で、ソフトウェアはなくてはならない存在であり、その重要性は増す一方である。
本講演では、宇宙機システムの信頼性を得るためにJAXAが実施している取組みを紹介する。

A-3:グローバル展開するデジタルカメラの評価、見える化の取組について 〜事例:RAW画像の現像・調整新ソフトウェア「Capture NX-D」開発の取り組み〜

株式会社ニコン
映像事業部 開発統括部 ソリューション設計室長 藤縄 展宏 氏

<セッション概要>

ニコンは2014年7月にグローバルに利用されているRAW画像の現像・調整ソフトウェア「Capture NX-D」の無償ダウンロード公開を開始致しました。Capture NX-DはニコンカメラとNIKKORレンズから得られる高画質を最大限に活かしながらニコン純正の画作りを純分に追求できます。グローバルで利用されるソフトウェア開発において、当社の開発標準プロセスや品質にかかわる新しい試みについてご紹介いたします。

A-4:開発環境の変化に対応するテストの最適化について

株式会社ベリサーブ
ソリューション技術統括 兼 検証品質保証部 部長 佐々木 方規

<セッション概要>

アジャイル開発や派生開発など開発プロセスの変化により、テストも柔軟な対応が求められています。 これらの変化は、開発とテストのボーダーレス化へと波及しています。 市場要求に対応するため、プロジェクトの成功は、Q(品質)だけでなく、C(コスト)・D(納期)が重要な要素となります。 これらを達成するために必要なテストの最適化について解説いたします。

B-1:品質イノベーションとテスト

名古屋大学
情報連携統括本部 情報戦略室 教授 山本 修一郎 氏

<セッション概要>

現代のオープン・イノベーションでは、分解と再結合が必要である。また、イノベーションのマネジメントが重要になる。品質イノベーションをマネジメントするためには品質が生み出す価値と逸脱をテストできなくてはならない。
本講演では、品質イノベーションに求められるテストの分類と可能性について、以下の点から主な技法を展望する。
1)品質の分解と再結合
2)品質の適合性基準
3)品質のテスト
4)変化のテスト

B-2:ソフトウェア評価活動の可視化と分析 〜評価業務改善の試み〜

ブラザー工業株式会社
ネットワークシステム開発部 スーパーバイザー 柳原 靖司 氏

<セッション概要>

ブラザーグループにおける主力事業のひとつである通信カラオケでは、エンドユーザに向けた価値を創造する為、様々な機能を実現してきました。一方でカラオケ機器に搭載されるソフトウェアの規模や複雑度は増しており、評価業務の効率的な運用が急務となっております。我々は、評価活動の自動計測と構造的可視化を行いながら作業課題を分析する技術を導入し成果をあげて参りましたので、その取り組みについて紹介させて頂きます。

B-3:お客様視点の自動車品質の目指すもの 〜製品品質(不具合と商品魅力)のゴール〜

株式会社J.D. Power Asia Pacific
オートモーティブ部門 シニアディレクター 川橋 敦 氏

<セッション概要>

J.D. パワーの考える顧客満足とは、ロイヤルティや推奨意向を高め、ビジネスを成長させるためのものです。ユーザー視点の自動車品質の向上もユーザーのロイヤルティ/推奨意向を高めることが目的となります。J.D. パワーの自動車初期品質調査では67%のユーザーが品質不具合は経験していないと回答しています。自動車ユーザーに高い満足感を提供し、ロイヤルティや推奨意向を高めるためには何が必要かということについてお話しします。

B-4:各業界で求められるユーザエクスペリエンス(UX)とその事例 〜 顧客満足度の高い製品・サービスを作るために 〜

株式会社ベリサーブ
ソリューション技術統括 技術部 テクニカルコンサルタント 重村 将之

<セッション概要>

UX向上のためにこれから求められる活動を次の点から明らかにする。
・ユーザビリティからユーザエクスペリエンス(以降、UX)が求められる背景
・各業界での実績
だれでも簡単に明日から実践できるUX向上のための簡単な施策をご紹介する。

C-1:PCAPSを用いた臨床プロセスのみえる化とその価値

東京大学大学院
工学系研究科 化学システム工学専攻医療社会システム工学寄付講座
水流・加藤研究室 特任教授 水流 聡子 氏

<セッション概要>

PCAPS研究により、ある患者状態に対する最適な医療介入という組み合わせモジュールが分岐・結合する臨床プロセスが俯瞰的に可視化された。この疾患毎の臨床知識コンテンツは、PCAPS運用支援システム(PCAPSアドミニストレータ)上に搭載され、日常業務で活用され、個々の患者の臨床履歴が構造的・電子的に記録される。これまでは蓄積困難だった臨床プロセスデータを用いて、当該プロセスで直接的・間接的に使用される各種産業製品の評価が可能となる。

C-2:プロジェクトを成功に導く組織的対応の一事例 〜プロジェクトアドバイザ制度の取り組み〜

 

株式会社ティージー情報ネットワーク(東京ガスグループ)
品質向上推進部 シニアプロジェクトアドバイザ 山口 一郎 氏
プロジェクトアドバイザ 酒井 俊成 氏

<セッション概要>

東京ガス株式会社および同グループ会社のシステムを開発・維持管理している当社では、プロジェクトのQCD目標未達を防止するため、全社的活動としてレビューの徹底とPM支援を目的としたPA制度を導入し一定の効果を得た。本発表では、PA制度の概要とこれまでの取り組みで得られた効果、今後のエネルギー自由化に伴い大規模化・複雑化するプロジェクトに立ち向かうためのPA制度の進化・展望について紹介する。

C-3:スマートフォングローバル評価取り組みについて

ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社
Q&CS部門 Global System Validation 担当部長 杉田 秀則 氏

<セッション概要>

フィーチャーフォン時代から国内で培った評価技術・体制をスマートフォン時代にどのように活かし、国内外を含めた評価体制、取り組みに導入しているか説明いたします。

C-4:派生開発で成功するプロジェクトの要因は何か? 〜一テストエンジニアとの関わり合いから探る〜

株式会社ベリサーブ
東日本第三事業部 テストエンジニア 長友 優治

<セッション概要>

派生開発で失敗しているプロジェクトは多い。しかし、そうした中でも成功しているプロジェクトもある。なぜ成功しているのか。成功要因の源泉はなんだろうか。その要因が解明できればプロジェクトの継続的な強化に役立てるだろう。
一テストエンジニアとしてさまざまなプロジェクトに関わる中で見えてきた、とても当たり前だけど難しい要因について参加者の皆様と考えてみましょう。

※当日展示ブースでご紹介したサービス、その他当社のサービスに関するお問合せは、こちらよりお問合せください。