東京大学医療社会システム工学寄付講座・ベリサーブ
共同シンポジウム「品質イノベーションの追求」

2015.12.02

東京大学医療社会システム工学寄付講座・ベリサーブ 共同シンポジウム「品質イノベーションの追求」

当日はご多忙の中、多くの皆様にご参加たまわり誠にありがとうございました。

弊社では、品質向上に向けて皆様にご満足して頂ける高品質なサービスの実現に向け、日々研鑚を積んでまいる
所存でございますので、今後とも皆様のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 

当日会場写真

セミナー実施概要

日時 2015年12月2日(水)10:30〜17:30
会場 東京大学
 安田講堂・伊藤国際学術センター・伊藤謝恩ホール・情報学環福武ホール
主催(共催) 東京大学、株式会社ベリサーブ

 

 

実施報告

開催挨拶

開会挨拶 新堀社長 株式会社ベリサーブ
 代表取締役社長 新堀 義之

開催挨拶

開会挨拶 水流教授 東京大学大学院
 工学系研究科 化学システム工学専攻 特任教授 水流 聡子 氏

基調講演:IoT(Internet of Things)の可能性と課題

基調講演 坂村教授

東京大学大学院
 情報学環教授 坂村 健 氏

<講演概要>

IoT(Internet of Things)とはコンピュータが組み込まれたモノ同士がネットワーク連携して社会や生活を支援するという考え方である。まさに私が30年前に提唱してきた「どこでもコンピュータ」の世界が、技術の進歩により、ようやく普及の本番を迎えようとしている。民間だけでなく、世界各国が国家的なプロジェクトとして取り組んでいる。あらゆる分野、産業において新たなイノベーションをもたらすこのIoTの可能性と課題について述べる。

特別講演:IoT時代に求められるソフトウェアエンジニアリング向上

特別講演 松本氏

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
 技術本部ソフトウェア高信頼化センター(SEC) 所長 松本 隆明 氏

<講演概要>

IoT時代を迎え、様々なスマートサービスの出現により社会生活はより便利にかつ高度になる。社会生活に密着したスマートサービスを安全に実現するため、ソフトウェアの果たす役割はより重大になるとともに、様々なモノがダイナミックにつながる環境では、システム指向で安全性を設計するなど、新たなエンジニアリングのやり方が求められる。

A-1:IoT時代の商品/サービスにおける顧客価値品質造り

A-1 金田氏   (金田氏)

ソニー株式会社
 UX・マーケティング本部 企画推進部門 品質・CS推進部
 統括部長 金田 富美子 氏
株式会社ベリサーブ
 技術顧問 根本 強一

<講演概要>

最近では、ウエアラブルデバイスからクラウドまでを連携させた機能により、更にお客様のライフスタイルに貢献する環境になってきています。このようなIoT環境での商品造りにおいて、お客様視点で品質を造ることがビジネス戦略的にも重要な要素になっています。今回は、IoT環境での品質課題を明確にして、UXの定量指標、プライバシー対応など幾つかの対応について報告をさせてもらいます。

A-1 根本氏   (根本氏)

B-1:WEB企業における大規模組織での品質の取り組み

B-1 山口氏

ヤフー株式会社
 システム統括本部 技術支援本部 山口 鉄平 氏

<講演概要>

WEB企業のビジネスは変化が早く不確実性が高いため、その中でのソフトウェア開発は不具合の防止をおこないつつも、素早い提供や修正を重視します。本発表では、大規模組織であるヤフー株式会社が行う、ソフトウェアの素早い提供を重視する中での品質に関する取り組みを紹介します。

C-1:医療ソフト開発におけるリーン, スクラム手法の適用

C-1 大村氏

GEヘルスケア・ジャパン株式会社
 技術本部 コネクトエンジニアリング マネージャー 大村 和元 氏

<講演概要>

医療機器ソフトウエア開発ではIEC 62304にてソフトウエア開発ライフサイクル管理を厳密に行うことが求められ、従来ウオーターフォール開発モデルが標準として取り上げられてきた。一方特にカスタマーニーズへの迅速な対応に利点があるアジャイル開発手法の導入が巷では進んでいる。今回ウオータフォールでの開発を前提とした開発プロセスをベースにアジャイル開発手法をどのように取り入れているかという実例を紹介する。

D-1:今求められているテストPMO

D-1 猪野

株式会社ベリサーブ
 東日本サービス推進部 ベリフィケーションプランナー 猪野 誠

<講演概要>

昨今のプロジェクト・マネージメントにおける重要性認知と品質要求の高まりから、PMOを設置するプロジェクトが多くなってきました。その流れを受けて弊社のような第三者評価を請負う検証会社にも、PMO支援の業務依頼が増加しています。では、なぜ今、検証会社へPMO業務が依頼されるのか--- 今回は弊社が取り組んでいる『テストPMOサービス』についてご紹介させていただきます。

A-2:エアラインにおけるヒューマンエラーへの取り組み
   ~ 一人ひとりが何を実践すべきか? ~

A-2 富田氏

ANAビジネスソリューション株式会社
 営業本部 人材・研修事業部 参与 富田 典明 氏

<講演概要>

航空界ではヒューマンエラーを原因とした多くの事故と向き合い、その対策を取ってきました。エラーはゼロには出来ません。なぜなら、それは人間だからです。しかし、エラーの影響をコントロールすることは可能です。エラーが発生するメカニズムを理解していただき、その上でエラーの影響をコントロールし、エラーが不幸な事故に至らないようにするために何をすべきなのか、航空界の事例を交えながらご紹介いたします。

B-2:業務用カラオケ機JOYSOUND MAXの音質向上 ~ ソフトウエア音源の導入 ~

B-2 北村氏

株式会社エクシング
 企画開発部 部長 北村 秀仁 氏

<講演概要>

新曲が早い、曲数が多いで始まった業務用通信カラオケの歴史は23年に及びます。発売以来アナログ回線に対応できる、データ容量が小さいMIDI音源方式を搭載してきました。ブロードバンド時代になり、生録音伴奏や背景動画も配信可能な今般、永年利用してきたハードウェアMIDI音源を、ソフトウェア音源に置き換える事で音質を大幅に向上しました。置き換えに伴う課題や品質の管理、向上についての取り組みをご紹介します。

C-2:100年後のクルマ

C-2 堀教授

東京大学大学院
 新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻 教授 堀 洋一 氏

<講演概要>

100年後のクルマは「モータ」「キャパシタ」「ワイヤレス」で走っているだろう。しかし,ガソリンと電気はエネルギーの形がまったく違うのに,なぜEV(電気自動車)が「止まって」,「短時間で」,「大きな」エネルギーを入れようとするのか,不思議である。ガソリンを町中に噴霧し,クルマがそれを吸い込んで走るなどということはまず無理だが,電気は実質同じことができる。 電池EVの航続距離が不十分なので街中で使おうとか,急速充電や高性能電池がキー技術だと言われているが,本当にそうだろうか。リチウムイオン電池自動車は重要なつなぎの技術であるが,長期的には消えるクルマである。実はまったく異なるもうひとつの道がある。電車のように,EVに電力インフラから直接エネルギーを供給するのである。そこでは,短距離を走るパワーの出し入れにすぐれた「キャパシタ」と,クルマを電力系統につなぐ最後の数mを担う「ワイヤレス給電」が必須である。よく考えてみれば,クルマにどうやってエネルギーを供給するかということと,どう使うかということは何の関係もないはずである。しかし,電池を使う限り両者は強くリンクされ,電池の性能が航続距離を決めてしまう。これはおかしなことである。100年の後,人々は充電という作業から開放され,同時に,電気モータの優れた制御性を生かした「モーション制御」によって,クルマの効率や安全性は飛躍的に向上しているだろう。

D-2:企業から見たオープンソフトウェア活用のポイント
   ~ いまさら聞けないOSS導入から活用まで ~

D-2 石附

株式会社ベリサーブ
 東日本第三事業部 ベリフィケーションプランナー 石附 裕 氏

<講演概要>

いまやミッションクリティカルなプロジェクトにもOSSが採用されるほど品質も向上し、積極的にOSSを導入する企業も増加の一途をたどっています。いまさら聞けない企業の立場でのOSS活用のポイントや最新トレンドなどについてお話させていただきます。

A-3:手戻りやミスの撲滅に向けた原因追究の取組み事例 ~ なぜなぜ分析の活用と徹底 ~

A-3 小室氏   (小室氏)

株式会社ティージー情報ネットワーク
 品質向上推進部 品質向上推進G 安定稼働推進責任者 小室 孝晋 氏
株式会社ティージー情報ネットワーク
 ITソリューション1部 エネルギーサービスグループ マネージャ 前川 卓也 氏

<講演概要>

東京ガス株式会社および同グループ会社のシステムを開発・維持管理している当社では、障害発生時に作成する記録に着目し、単なる対応記録ではなく「活用出来る現場ノウハウ集(宝の山)」とすべく、”真の原因まで掘り下げる・一読して分かる書き方にする”を組織的活動で徹底している。本発表では、障害管理の概要と”なぜなぜ分析”等の活用で現場レベルの徹底に結びつけた取り組み及びその効果について紹介する。

A-3 前川氏   (前川氏)

B-3:SKYACTIV-Gの制御とモデルベース開発

B-3 今田氏

株式会社マツダ
 統合制御システム開発本部 主幹研究員 今田 道宏 氏

<講演概要>

2011年より搭載を始めたSKYACTIV-Gエンジンでは、世界一の高圧縮比を実現し、燃費性能と走りの大幅な改善を両立したが、ここではモデルベース開発(MBD)手法を適用してきた。
 本講演では、SKYACTIV-Gエンジンやその電子制御システムの概要を紹介した上で、そのモデルベース開発、今後の取り組みを述べる。

C-3:ソフトウェアメトリクスを使った信頼性評価手法
   ~ ソフトウェア工学分野の先導的研究支援事業(RISE)の研究成果から ~

C-3 岡村准教授

広島大学大学院
 工学研究院 情報部門 准教授 岡村 寛之 氏

<講演概要>

近年、ソフトウェア信頼性工学の分野において,ソフトウェアメトリクス情報を活用したソフトウェア信頼評価が提案されている。本講演では、ソフトウェアメトリクス情報を考慮したソフトウェア信頼性評価手法と表計算ソフトウェアを用いたソフトウェア信頼性評価ツールを紹介する。また、オープンソースプロジェクトにおけるバグ報告データを用いた分析事例を紹介する。

D-3:インフラとしてのソフトウェアテスト
   ~ ソリューションの革新を加速させるソフトウェアテストの在り方 ~

D-3 松木

株式会社ベリサーブ
 クラウド検証サービス開発部 副部長 松木 晋祐

<講演概要>

お客様が使われている、まさにその時を最高品質に。継続的な製品革新を真裏から支えるインフラとしてソフトウェアテストを考える時、必要とされるプロセス、スキル、ツールチェインとは。本セッションでは主にウェブサービス、クラウドビジネスに向けたソフトウェアテストの新たな技術的側面、その価値をご提案致します。

※当日展示ブースでご紹介したサービス、その他当社のサービスに関するお問合せは、こちらよりお問合せください。