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【ベリサーブ ナビゲーション2015年春号】掲載記事「派生開発の世界と検証」No.3

2015.02.25

ベリサーブ ナビゲーション2015年春号掲載記事


「派生開発の世界と検証」
XDDPの代表的な技法 USDMとPFD

XDDP(*1)は、派生開発に特化した開発プロセスです。XDDP では、代表的な2つの技法があります。

USDM(Universal Specifi cation Describing Manner)」と「PFD(Process Flow Diagram)」

です。最近では、多くの顧客でUSDM が利用されています。USDM の特徴は、「仕様は基本的に要求の中の動詞にある」との考えから、要求と仕様を階層的に記述する方法で、特に仕様の取り違えや混乱をさける工夫がされています。一方、「PFD(Process Flow Diagram)」は上手く普及されていない気がしています。PFD では、派生開発を合理的に進めるための成果物とプロセスを関連付けします。これらのPFD の大きな目的として、成果物ベースでの作業(手順や処理)を設計することにあると考えています。PFD が機能すると、派生開発の品質が大きく向上します。

USDM とPFD が検証とどのように関係するか?

私なりの考えを説明します。
USDMでの仕様記述により、2つの効果が期待できます。

①仕様の取り違い

 USDM では、形式的に仕様が記述されることで一定の仕様品質を保つことができます。また、要求に対して結果の記述だけでなく、要求の目的を示すことで” 曖昧性” を軽減できます。これらの技術では、より厳密な仕様記述として形式記述言語(形式手法)もありますが、仕様がコード化されるなど、動作保証型の検証では扱い難い面もあります。

②階層構造による影響分析

 USDM は、単に仕様を記述するだけでなく、階層的に構成することが可能です。テスト設計などで利用するクラシフィケーション・ツリーを想像していただければ、理解しやすいと思いますが、、仕様間の上下・層関係が明確になることで、仕様変更時の影響範囲を特定しやすい構造と言えます。

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(*1)XDDPは、株式会社システムクリエイツの清水吉男氏が提案された開発アプローチです。


【関連ページ】

VsAutoStudio

プロセス改善

テスト設計

【バックナンバー】

ベリサーブ ナビゲーション 2014年夏号「派生開発の世界と検証」No.1

ベリサーブ ナビゲーション 2014年秋号「派生開発の世界と検証」No.2