Service
テスト設計書診断サービス
テスト設計書診断サービスは、テスト計画から、テストケース設計までの一連の流れを診断し、過不足なくテスト設計が行われているかを分析するサービスです。また不具合やテスト漏れの原因究明を行い品質向上につながる改善策をご提案いたします。
導入メリット
- POINT1 発生した不具合を計画書まで遡って分析するので、類似の不具合防止に役立ちます。
- POINT2 テストの実施範囲が明確に定義されるので、抜け漏れの無いテストを実施可能です。
- POINT3 第三者の視点で、テスト設計を診断するので、改善のための新たな気づきを得られます。
ソフトウェア・テストにおける悩み
- ✓ テストが効率的にできているか分からない
- ✓ テストをどこまでやったらいいか分からない
- ✓ テスト設計が正しくできているか分からない
これらの悩みは、テスト計画におけるテスト方針から、テスト設計の検討が十分でないために起こります。テスト計画からテストケース設計までの一連の流れを確認することで、テスト設計のカバレッジが適正かどうかを判断できます。
サービスの概要
テスト設計書診断サービスは、現状把握→問題分析→改善案提示の流れで実施されます。ドキュメントの記述不足など、不具合の原因となる要因を発見・是正し、精度を上げることで、テスト設計品質を高め、更にはソフトウェアの品質向上に貢献します。
- 1.現状把握:不具合や、テスト仕様書から、テスト漏れの分析を行います。
- 2.原因分析:テスト漏れが発生した原因を究明します。
- 3.改善案提示:原因に対する改善案を提示します。
第三者検証のプロフェッショナルであるベリサーブのエンジニアが、客観的な視点からテスト設計書を診断し、客観的な視点から品質改善のためのご提案をいたします。
【ご用意いただくもの】
- テスト計画書
- テスト設計書
- 不具合報告書(テストケースから発見されたものと、それ以外のものが識別できるもの)
- リリース後に市場で発生した不具合情報(※オプション)
現状確認
テスト計画時に立てたテスト方針どおりに、テストが設計されているかどうかを確認します。要求仕様書とテスト仕様書の両方からテスト項目抽出を実施し、テスト項目を照らし合わせることで過不足を確認します。それにより漏れのないテストケースができているかを確認します。テスト仕様書からテスト漏れが発生した原因を究明いたします。
原因分析
開発プロジェクトで発生した不具合を分析し、テスト方針やテスト設計時の観点に不足が無いかを確認します。
〈例〉
- 発生した事象:
- テスト項目書に落とし込まれないテスト条件が発生しやすい状態となっている。
- 事象の原因:
- テスト項目書レベルでは、その上位文書にあたる基本設計書やテスト計画書に定義された目的や設計方法との整合性を確認する記述が乏しく、網羅性を判断できなくなっている。
改善案提示
テスト方針やテスト設計時の観点に不足が無いかを確認した結果と、開発プロジェクトで発生した不具合の分析結果から、原因に対する改善案を提案いたします。
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