投資家の皆様へ

 拝啓 平素は格別のご⾼配を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、第17期の決算につきまして、投資家の皆様にご報告申し上げます。
 国内景気が緩やかな回復基調に推移していることもあり、国内の製造業を始めとした企業のIT投資は、総じて旺盛であります。このような中、当社のお客様では新製品や新システムの開発が進展しており、大規模化、複雑化しているシステムの開発段階で当社のような専門企業の活用が着実に進んでいるもの考えています。

 当社は、お客様の品質向上パートナーとなるべく、事業を推進しております。サービス提供分野ごとに見てみますと、IT化が進展する自動車分野は、当社の注力分野として取り組んでいます。IVIシステム及び車載機器などの検証業務や開発プロセス標準化業務、走行安全システムの検証業務などの案件を獲得したことにより、前事業年度に比べ1割強増加いたしました。また、もうひとつの注力分野であるエンタープライズ向けアプリケーション分野では、PMO業務など品質向上に貢献するサービスを提供するほか、テスト自動化対応や現行システムと新システムの実行結果を比較検証するテストなどの様々なサービスを提供した結果、売上高は前事業年度に比べ1割強増加いたしました。

 AV機器やモバイル通信機器などの「デジタル機器分野」は、製品開発の端境期ということもあり前事業年度並の水準となりました。「産業機器・その他の分野」は、産業機器や医療機器などを対象にサービスを提供しておりますが、上期は堅調に推移したものの、下期には一部のお客様において開発規模縮小による検証工程の見直し等があり、前事業年度並の水準に止まりました。

 こうした事業活動の結果、当事業年度の売上高は、11,366,894千円(前事業年度比7.6%増)、営業利益は1,547,955千円(同9.3%増)と過去最高益を更新し、4期連続の増収増益を達成いたしました。

 ビッグデータの活用、IoT、AIなど、ITによる社会変革が進む中、品質へのニーズはますます増大してくると考えております。当社では、従来からのサービス提供に加え、品質向上のための各種ツールを活用したサービスなども進めています。また、当社の財産は人材であり、レベルの高いサービスを継続して提供できるように、人材の採用や教育など、将来への投資も積極的に行いながら、お客様の品質向上のパートナーとして、事業拡大を図ってまいる所存でございます。

 今後も皆様からのご⽀援を賜りますようお願い申し上げます。

敬具

代表取締役社長

新堀 義之