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【連載】第2回:ソフトウェアテストそもそも話~ソフトウェアテストの黎明から揺籃の時代(前編)~

目次
「HQW!」の読者の皆さん、こんにちは。辰巳敬三です。
この連載コラムでは、ソフトウェアのテスト技術や品質技術の歴史を紹介しています。
第1回は、ソフトウェアテストという名称の「そもそも」の話として、「テスト」「プログラム」「ソフトウェア」といった用語の由来や、「ソフトウェアテスト」という呼び方が一般的に使われるようになった時期について前後編で紹介しました。
今回は、テストや品質技術の個別の話題に入る前に、全体の歴史を整理し、ソフトウェアテストの黎明期から揺籃期、つまり1950年代から1960年代の状況を2回に分けてお伝えします。昔の人は「そもそも」どのようなテストをしていたのでしょうか。なお、当時はまだ「ソフトウェアテスト」という用語は使われていませんが、本稿では便宜上「ソフトウェアテスト」という表現を用います。
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