アカデミック
「プログラム設計できる人材をもっと日本に」千葉工業大学・小笠原秀人教授が抱く課題意識(後編)

目次
(前編はこちら)
千葉工業大学 情報変革科学部 認知情報科学科の小笠原秀人教授は、かつて株式会社東芝(以下、東芝)のソフトウェア技術センターで仲間と共に製品の品質向上に努め、東芝グループに広がるようなツール開発にも貢献してきた。このことは前回お伝えした通りだ。
「研究所の環境は悪くなかったし、管理職への昇格も順調でした。そのままいても十分楽しかっただろうなと思います」と語るように、働きがいのある職場だった。それなのになぜ小笠原教授は東芝を退社して、大学教員という道を選んだのか。
そこには、東京理科大学時代の恩師・菅野文友教授の影響が多分にあった。
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