Innovation with AI
新卒社員向けAI教育
背景
生成AIは開発や業務効率化で急速に普及する一方、リスクや品質課題も表面化しており、「どう使うか」だけでなく「どう制御するか」が重要になっています。
ベリサーブでは、AI活用に加え、リスクを理解し制御できる エンジニア育成を推進してきました。中途入社向けには基礎理論からプロンプト実践、業務適用、AIアプリ開発までを扱う「生成AIファンダメンタル研修」を導入研修として実施しています。
新卒社員研修にも生成AI教育を追加することで、配属後すぐにAIを業務の武器として活用できる人材を育成します。
概要
4カ月間の新卒社員研修期間に、生成AIの「活用」「開発」「品質保証」を一体として学びます。
研修カリキュラムは以下の四つのフェーズで構成されています。
1.AIとの向き合い方
倫理や法令順守、また情報セキュリティや社内ガイドラインなどを踏まえ、生成AIを安全かつ適切に活用するための基本的な考え方を習得します。
併せて、生成AIの特性を理解し、目的に応じて適切な指示を設計するためのプロンプトエンジニアリングの基礎も体系的に学び、実務で迷わず判断し行動できるスキルを身に付けます。
2.Dify※を用いた生成AIアプリケーション開発
生成AIアプリケーションの基本構造や設計の考え方を学んだ後、Difyを使用して生成AIアプリの開発に取り組みます。品質上の懸念点を考えるプロセスを重視し、品質を意識した開発を体験します。
3.QA4AI(生成AIアプリケーションの品質保証)演習
開発した生成AIアプリケーションを用いてQA4AIの演習を行います。開発チームとQAチームの両方の立場を経験し、生成AI時代における開発や、QAの関係を実践的に理解します。
4.パネル展示
チーム演習で作成した生成AIアプリケーションの開発内容や直面した課題、品質の考え方などを整理し、言語化して共有します。
4カ月間の学びを可視化することで、新卒社員が自らの成長を振り返ります。
※Dify:ローコードで生成AIアプリケーションを開発できるオープンソースのプラットフォーム。
効果
新卒社員向けの生成AI教育により、次の三つの効果を期待しています。
- ・ 配属直後から、調査・資料作成・コード補助などに生成AIを活用でき、生産性を高められる。
- ・ 誤情報や機密漏えいなどのリスクを理解し、人間の判断を前提に安全に「AIを制御して使う」習慣が身に付く。
- ・ プロンプト設計から業務への適用、簡易なAIアプリ開発や改善提案まで一気通貫で実行できるようになる。