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ソフトウェア検証のベリサーブが北海道函館市と連携協定締結
函館でIT人材の雇用を創出、新たな拠点となる「ベリサーブ函館」を設立
2026年までに200名体制の拠点を目指す
株式会社ベリサーブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:新堀 義之、以下「ベリサーブ」)は、規模が拡大し複雑化が進むソフトウェア開発における品質向上に対応するITエンジニアの確保のため、新たな拠点として2023年4月に子会社「ベリサーブ函館」を設立します。
昨今DX(デジタルトランスフォーメーション)の流れの中で、ますます依存度が高まるソフトウェアの開発スピードや品質に対する要求が拡大しています。このような需要が高まる中、ベリサーブは函館市と連携し、ITエンジニアを採用する共に、地域企業、教育機関、研究機関等の関係機関と協力しながら地域活性化に取り組み、収益性の向上・事業の拡大を進めていきます。
左から、函館市 谷口副市長、ベリサーブ函館 代表取締役 新堀
1.背景
国内の慢性的なIT人材不足の中、DXの潮流に乗り企業競争力を高めるには、社内外での積極的なIT活用とエンジニアリソースの確保は不可欠です。近年、多くの企業が優秀なエンジニアを求め、地方のエンジニアを起用した新たな拠点の展開が進んでいます。
ベリサーブでは地方拠点として「ベリサーブ沖縄テストセンター」を2016年に設立し、車載ソフトウェア、エンタープライズシステムやウェブアプリケーションの検証など、今年はプロジェクト数52件/売上 11.5億(2022年度)を超える規模までに拡大してきています。今後、ベリサーブは更なる事業拡大に備え新たな地方拠点が必要と考え、全国の主要地域を比較検討した結果、総合的観点から「函館」に新会社を設立することを決定しました。
函館市は、市区町村魅力度ランキングで常に上位であり、函館空港からも比較的近距離にあるという利便性の良いロケーションです。また、IT系の大学・専門学校などがあり優秀なエンジニアの採用も期待ができ、函館市のご支援も厚く、災害リスクが低く、企業のBCP対策にも適しています。
2.今後の展開について
(ベリサーブ函館 執行役員 青羽隆のコメント)
ソフトウェア開発におけるテスト・検証の需要は今後も拡大していきます。一方でIT人材は不足しており、その中でも品質向上や効率化を追求し続けなくてはいけないという課題があります。テスト・検証活動や働き方自体のリモート化が進んでいく中で、場所を問わないサービスの提供がしやすくなっているという側面もあり、ベリサーブ函館はこのような課題を解決すべく取り組んでいきます。
特に自動車・Web業界での品質保証のニーズが高まっており、イノベーションの加速には不可欠な業務となってきています。そのため、ベリサーブのテスト・検証業務を一層加速させるべく要員を2026年までに200名体制に拡充する予定です。
ベリサーブ函館は、今後もサービスの提供体制を強化するとともに、地域雇用の促進という形で地域経済へ貢献していきます。
3.新会社の概要について
社名:株式会社ベリサーブ函館
設立:2023年4月(事業開始 2023年6月頃)
代表者:代表取締役 新堀義之
執行役員:青羽隆
所在地:北海道函館市
事業内容:ソフトウェアに係るテストの実装・実行、設計、評価(接続性・機能検証、検証関連サービス)等
4.本件に関するお問い合わせ
株式会社ベリサーブ
広報・マーケティング部 広報・宣伝課 西村、竹原
TEL:050-3640-7964
E-MAIL:vs.markething@veriserve.co.jp