【連載】冒険者の地図： あえて教職の道を進まずITエンジニアに、Ubie・浦山さつきさんがQA・テストの世界に魅了されたワケ（前編）

「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」というミッションを掲げ、医療分野で革新的なサービスを展開するUbie株式会社。同社のプロダクトプラットフォーム本部でQAエンジニアとして活躍する浦山さつきさんは、「QAエンジニアは単にテスト実行をするだけの存在ではない」という信念のもと、同社のプロダクトの品質向上活動に日々いそしむ。

加えて、ソフトウェアテストシンポジウム「JaSST」の実行委員を務める他、テスト自動化研究会、SeleniumConf実行員会などにも参加。自己成長を追求しつつ、仲間たちとの交流も楽しむ姿勢でQA・テスト業界の各種コミュニティー活動に積極的にコミットしている。

今やQAエンジニアとして名の知られた存在になった浦山さんではあるが、門外漢ながらITの世界に飛び込み、一介のテストエンジニアとして仕事を始めるという、まさにたたき上げのキャリアだった。

いかにして浦山さんは現在のポジションを築き上げたのだろうか。これまでの彼女の歩みや仕事観などを前後編でお伝えしていく。