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社員メッセージ | キャリア採用

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培ってきた経験を活かしながら
新たなチャレンジをできる環境

M.S

東日本オートモーティブ事業部

Q1.ベリサーブに入社するまでの経歴を教えてください。

高校を卒業してから地元のエンジニアリング会社に就職しました。当時、女性は事務職が一般的で、私も事務職としての入社だったのですが、配属先がシステム部門だったため、勉強しITスキルを身に付け、主にデータベース系の開発等に携わっていました。その会社で約15年働いた後、家族と茨城県に転居することになりました。タイミング良く、つくば市にある宇宙航空研究開発機構(以下JAXA)への出向のお話を頂き、主に衛星・ロケットのプロジェクト技術情報管理の仕組みの検討/構築、プロジェクトへの展開・運用等を担当していました。

Q2.転職のきっかけを教えてください。

JAXAでは出向職員から契約職員となり合わせると約15年働いていましたが、正職員ではなかったため、継続年数に制限がありました。また、ほぼ同じ業務をずっと担当していたので、後継者へのバトンタッチの時期であったこと、年齢的にも転職は最後のチャンスだと考えたことがきっかけです。
ベリサーブのことはエージェントの紹介で初めて知りました。私はこれまでシステム開発をずっと担当してきたものの、検証については自己流で行っていただけでしたので、検証のプロを目指すのも面白そうだと興味を持ちました。

Q3.入社前と入社後でベリサーブに対するイメージは変わりましたか?

現在ベリサーブには「宇都宮テクニカルセンター」という拠点がありますが、私の転職時にはまだなく、宇都宮にある有名な喫茶店で一次面接をしました。2名の面接官の方が、とても柔和だったのが印象的で「この方々がいる会社なら安心して働けそうだ」と安心感を覚えました。入社してからも社員の穏やかなイメージは変わってないですね。
イメージが変わったところで言えば、当初は「検証の会社」という認識でしたが、面接を受けていく中で「プロジェクトマネジメントを支援する会社」というイメージに変化していきました。
現在、私は検証やテスト設計ではなく、プロジェクトマネジメント支援を担当しています。 プロジェクトを縁の下から支えるという役割は前職とも通じるものなので、これまで培ってきた経験が活かせて嬉しいです。

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Q4.入社後、ベリサーブの業務にはスムーズに慣れることができましたか?

プロジェクトを縁の下から支えるという意味では、前職もベリサーブも同じですが、前職はあくまで社内システムの開発に携わっていたので、外部のお客様を直接相手にするというケースは初めてでした。ですので、最初はお客様とのやりとりの感覚がつかめず、戸惑うことはありましたね。
月に1度、お客様に対しての報告会というものがあるのですが、最初の数回はとても緊張したのを覚えています。分からないことは自分で調べたり、周りの同僚に聞いたりして勉強していくうちに、だんだんお客様との距離感や感覚をつかめてきて、徐々に慣れていきました。今では仲良くさせていただいているお客様とは、たまにですが、一緒に食事をしたりといったこともあります。

Q5.入社から現在まで、担当されている仕事の内容について教えてください。

業務内容としては、プロジェクトの開発に関わるさまざまな業務のプロセスを構築/改善、情報共有の仕組づくり・展開/運用、会議・評価イベントの推進支援、システムのアクセス権管理、関連法規の調査・管理、実車検証のデータ解析・評価、不具合管理など、多岐にわたっています。
私は、分室という顧客ごとに作られたベリサーブのサービスを提供する組織で、2022年の4月から約30名の分室室長を任せていただいています。実務と並行しつつマネジメント業務が仕事のメインになってきました。

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Q6.分室室長の仕事や役割について教えてください。

入社から現在まで車の自動運転の開発プロジェクトに携わっています。ベリサーブが参入した当初は5〜6名の規模だったと聞いていますが、現在では100名近い規模に拡大しています。分室室長は、自分自身の業務も行いながら、分室のメンバーの管理や業務のフォロー、メンバー増員のための採用をするなど、全体の業務が滞らないようにマネジメントしていくのが役割です。
トラブルがあれば解決するために動きますし、一方で事業計画的なところできちんと実績も積んでいくことも求められます。やることが多くて大変なのですが、その分充実感も大きいです。
最近では猛烈に働いている姿を見たメンバーたちから「アイアンマン」と呼ばれることもしばしばです(笑)。

Q7.これまでに印象に残っている案件やエピソードはありますか?

2020年に、携わっていた自動運転車がリリースされました。自動運転レベル3の機能を世界で初めて搭載したモデルということでニュースなどでも大きく取り上げられました。日常的に仕事でやりとりしていたお客様のインタビューなどが動画やニュースで流れているのを見て、自分もすごく大きなプロジェクトに関わることができ、多少なりとも貢献できたことに対し誇らしい気持ちになりましたね。
PMOという仕事は、プロジェクト推進支援が主な業務です。人依存になってしまっている業務のフローを考え、提案し、業務を実施・改善していくのですが、改善を繰り返しながらお客様のプロジェクトに貢献できていると実感できた時にとてもモチベーションが上がります。また、お客様からベリサーブの活動を評価いただいた際に「また頑張ろう」と強く思います。

Q8.ご自身が仕事をする上で、大切にしていることを教えてください。

人を大事にすることですね。大きなプロジェクトには、それだけ多くの人々も関わってきます。
現在は正社員が3に対してビジネスパートナーが7という構成でプロジェクトに取り組んでいます。その際に、分け隔てなく相手を尊重しつつ、感謝しつつ、同じプロジェクトに携わる仲間として関わることを大事にしています。当たり前のことかもしれませんが、信頼を損なわないように誠心誠意対応し、コツコツと積み上げてきた結果が現在の事業拡大につながっていると感じています。仕事においても人生においても、人に対する感謝の気持ちは忘れないようにしたいです。

※ 所属部署やインタビュー内容は取材当時のものです。