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コックピット・ドメイン・コントローラー検証サービス

コックピット・ドメイン・コントローラー(CDC)検証サービスは、運転席、後部座席など、多システム、複雑化する車載システム開発の検証活動を支援するサービスです。自動化を含めた、テスト戦略立案から、テスト設計、テスト環境構築・実装、改版・運用までを総合的に支援し、プロダクトの品質向上とプロジェクトの最適化を実現するサービスです。

CDC検証サービスの利用メリット

  • POINT1OTA※1、OSV※2を前提としたシステムの開発において、周辺ECUの仮想化を含め、テスト対象のテスト実行自動化環境の構築支援を行います。
  • POINT2 自動化の適合性を分析・見極めることで、より効果的で継続性のあるテスト自動化環境を構築します。CDCアップデートされた場合でも構築した環境のリユースも可能です。
  • POINT3車載テストの自動化に特化した当社独自のプロセスの適応により、短期間で高品質なシステム構築を実現します。

※1 OTA(Over The Air=オーバー・ジ・エアー)は、無線通信を経由してデータを送受信することを指し、ソフトウェアの更新などを行う際にこのOTA技術が広く利用されている。

※2 OSV(OS Version UP)

CDC検証サービスの概要1

出荷前の環境を出荷後にもリユース可能

このようなお悩みはありませんか

  • テストパターンの網羅度を上げて品質を高めたい。
  • テストすべき範囲が多く、手動テストだけでは工数が足りない。
  • テスト実行の自動化を一部実装しているが継続的な活用ができていない。
  • 長時間稼働を前提とするテストがあり、手動テスト実行は現実的ではない。
  • 対向となるサービス(サーバー)アプリケーションの知識が不足している。

これらのお悩みをベリサーブのサービスが解決いたします

コックピット・ドメイン・コントローラー(CDC)とは

車載コックピット・ドメイン・コントローラー(CDC)は、複数のECUが複数のモニターを制御する、高精度かつ複雑な情報の同期制御車載コンピューターです。
メーター、インフォテインメントシステム(音楽や動画の再生、通信機能など)、HUD(ヘッドアップディスプレイ)、テレマティクスなどをインテグレーション(統合)していく過程で、複雑な動作検証が求められています。快適な車内空間を提供することが差別化の要因となり、重要性が増してきています。

CDCの活用により、より高度な車両制御、情報提供、エンターテイメントの体験が可能となります。また、自動運転車へのニーズが増えている現在、CDCの役割はさらに重要性を増しています。

自動車に使われる複数のディスプレイの管理を一元的に行うシステムや、複数の情報を適切に制御しつつ、直感的な操作性を提供するHMIシステムがそろっています。

自動車業界が大変革を迎えている中で、車両には運転性能だけでなく、エンターテインメント、インターネット接続などさまざまな要素を取り込む必要性が求められています。
これらの需要を満たすために、車両にはインフォテインメントシステム、クラスターシステムを搭載した複数の電子機器が組み込まれています。これらのシステム間を行き交う情報の一元管理、シームレスなHMIの導入が求められています。

CDC検証サービスの概要

CDCの検証は、各ユニットの関連仕様が多岐にわたり、割り込みが多く複雑なため、検証活動が多岐にわたります。当社の「コックピット・ドメイン・コントローラー検証サービス」は、40年以上にわたって検証分野での経験と実績をもとに、自動化すべき範囲の切り分け、自動化を前提としたテスト設計などを提供いたします。また、CDCのインターフェースとなるECUの仮想化を実現し、検証の自動化可能な範囲を拡張し、品質の向上に寄与します。


主に以下のサービスを提供します。

  1. 1. 適切な自動化範囲の導出をご支援します。
  2. 2. 製品特性や要求事項を考慮し、実施すべき適切なテスト内容の導出をご支援します。
  3. 3. 自動化を実現するための最適なハード、ツールをご提案します。
  4. 4. CDCのインターフェースとなるECUの仮想化環境の構築をご支援します。
  5. 5. 自動テスト用のテストスクリプトの作成とメンテナンスを行います。
  6. 6. 保守・改版(仕様変更や不具合発生時対応)、運用(テスト実行)を行います。
CDC検証サービスの概要2

車載CDC検証サービスメニュー

検証業務の経験と実績をもとに、自動化すべき範囲の切り分け、自動化を前提としたテスト項目の設計など、製品評価における自動化、疑似化を総合的にご支援いたします。

  1. 1. テスト方針の検討
    プロジェクトの方針や、問題点、品質状況から、“どのテストを自動化するのか(人が行う業務は何か、自動化させる業務は何か)”、“自動化の手法は何を用いるのか”、“自動化する/しないの切り分け”、“これ以上の自動化は行わないという決定(範囲決め)”などを明確にして、テスト方針をご提案いたします。
  2. 2. テスト内容の分析
    テスト内容を分析し、自動化することで期待できる効果をご提案いたします。

  3. 3. テストツールの選定
    自動化を実現するための最適なテストツールをご提案いたします。
  4. 4. テスト自動化環境の構築
    自動化ツールのみでは補えない入力部分などは周辺機材類や疑似化を用いて、テスト自動化環境構築を実現いたします。
    ※概念検証を含む
  5. 5. テスト設計、実装
    テスト設計、テストスクリプト(操作、接続、結果判定など)を実装いたします。
  6. 6. 運用、保守/改版
    運用(テスト実行)、保守/改版(仕様変更や不備修正)を実施いたします。

ベリサーブが選ばれる理由

1.失敗パターンを想定した上での効果的な対策を実施

よくある失敗例 対策
自動化範囲選定ミス
  • 繰り返し実施することが想定される対象を選ぶ
  • 変更が少ない箇所を選ぶ
  • データパターンの多いテストを選ぶ
自動化ツール選定ミス
  • テスト自動化ツールの特徴を理解した上で選定する
  • テスト対象にも特徴があるので、PoCで小さく試す
ROIの読み誤り
  • 実装は手動テストの何倍もコストがかかる前提で計画する
  • 実装完了後の保守コストを考慮する
保守性の考慮漏れ
  • 適用範囲拡大に比例して、保守範囲も拡大しないように考慮する
  • あらかじめアーキテクチャーや開発ルールを検討し、必要なドキュメントを残す

2.お客様のご要望に応じた最適なシステムと環境をご提案

■継続的なテスト技術・手法のアップデート

自動テストシステムの効果が薄れてきた際には、新たなテストの観点や分析手法を取り入れることが重要です。ベリサーブは、テスト分析手法と設計技術の研究開発(産学協同、オープンコミュニティ含む)に継続的に取り組んでおり、最新技術の早期獲得を最大の強みとしています

■あらゆるツール・環境への対応と提案

ベクター社製CANoe/vTESTstudio/VTシステム/VectorCAST、Selenium Web Driver、Autify NoCode、Magic Pod、Mablなどの、テスト自動化ツールのデファクトスタンダードをはじめ、自社開発ツールによる組み込み分野への対応拡張など、ベリサーブがこれまでテストに携わったあらゆるソフトウェア・ドメインに対し、テスト自動化のご提案が可能です。

3.車載ドメインに対する豊富な検証実績

約11,000件の自動車分野(主に車載システム)における豊富な検証実績があります。 また、自動車分野以外にも家電、アプリ・パッケージ、産業機器、モバイル、クラウド・WEBサービス、ネットワーク関連機器、アミューズメント、金融、スマートハウス・HEMSなど多様な分野での検証も行っています。
実績をみる

掲載されている製品名、会社名、サービス名、ロゴマークなどはすべて各社の商標または登録商標です。