Service
システム負荷検証サービス
システム負荷検証サービスは、負荷テストを行い、対象となるシステムの性能をレポートおよび診断するサービスです。診断を通じて、性能のボトルネックを分析し、システムのキャパシティを予測します。運用時の安定稼働や性能トラブルの発生を抑止する効果が期待できます。
負荷テストでこのようなお悩みがありませんか?
グロースに伴う性能課題や性能障害
サービスのグロースやプロダクトの利用者数の増加により、性能問題が顕在化、もしくは、顕在化しそうな状況にある。顕在化した場合、ユーザー影響・収益影響・対応コストが甚大である。迅速かつ精緻な負荷テストの計画・条件・準備を整え、再現確認を行い、安心してリリースを行いたいが、他にも優先度の高い対応があるので手が回らない。
内製化
アジャイル開発のプロセスを導入するなどして、開発・テストの内製化を進めているが、非機能テスト、特に負荷テストの領域の内製化のためのノウハウを持っていない。自社のプロセスに適合させる形で、負荷テストを内製化したいが、立ち上げを支援できる人がいない。
マルチクラウド環境における負荷テスト
負荷テスト専門のテストエンジニアがいないため、都度でのアサインとなっている。開発やテスト工程にムリ・ムラ・ムダが発生している。新しいクラウドプラットフォームへの移行を進めているが、新しいクラウドプラットフォームに対する負荷テストの知見がないため、負荷テストの専門知識を持つエンジニアに参画してもらいたい。
ハイエンド製品移行・更新に伴う性能デグレード確認
全社員によるリモートワークや世界中のユーザーの利用などを支えるなどのために、ハイエンド製品により構築したネットワークインフラを刷新または移行したいが、移行後に性能問題が発生していないかを確認したい。しかし、大容量・大規模なトラフィックを伴う負荷テストの実施に必要な専任のテストエンジニアの確保が困難である。
知識・スキルを持ったベリサーブのエンジニアが
システム負荷テストの検証をご支援いたします!
導入メリット
- POINT1 専門エンジニアによる強力なサポート
- POINT2 試験要件定義からサポート&個別要件に柔軟に対応
- POINT3 性能トラブル発生の抑止/キャパシティの予測
専門エンジニアによる強力なサポート
負荷テストエンジニアが計画から実施・報告までサポートします。さまざまな負荷テストツールスキルを持つエンジニアにより実装・実行を対応します。負荷テストをワンストップでご提供、一括でのアウトソースも可能です。
試験要件定義からサポート&個別要件に柔軟に対応
当社で培ってきた過去実績をもとに試験要件定義の策定支援を行います。さまざまな負荷テストに関する要件(※)に対して柔軟に対応します。試験構成、試験実装をお客様と共に検討いたします。
【※対応事例】
- 1.クラウド利用環境の検証
- 2.大規模な同時アクセスの実現
- 3.負荷テストに用いるツールの指定
- 4.独自の通信仕様への対応
- 5.製品に対する性能検証および性能比較
- 6.ハンズオン形式の負荷テスト教育の実施
性能トラブル発生の抑止/キャパシティの予測
システム稼働後にサーバーダウンやエラーが起こり、結果として、顧客離れによる機会損失が発生するといった将来の課題を事前に予測します。ボトルネック分析結果・キャパシティ予測を提示することで、性能トラブルの発生抑止、将来にわたるサーバーサイジングや性能仕様策定をサポートします。
サンプルレポート
ボトルネック分析結果の提示
キャパシティ予測
標準的なサービスの流れ
⓪ヒアリング・現状のお伺い | 課題に即した提案内容の検討、サービスの適用可否の確認、PoC、その場でお客様と検討 |
---|---|
①お見積り、テスト計画・設計・準備 | 負荷検証リソースの調達 |
②テスト実行 | 計画・準備したテストの実行 |
③テスト結果報告・分析 | 改善指針の提示、キャパシティ予測を報告 |
サービスオプション
1.内製化支援オプション
お客様の組織内において、負荷テストのプロセスを効果的に構築し、運用するための包括的な支援を提供するオプションです。
解決できる課題
従来の課題 | 課題の概要 | リスク | 課題解決後のお客様の状態 |
---|---|---|---|
性能課題の優先度が低い | 各チームでの負荷テストの内容が不統一または負荷テストが後回しになっている |
・プロダクトごとに本番環境で性能問題が発生する ・運用障害により対応工数、コスト増が増える |
お客様の組織内での性能テストプロセスが確立できる |
テストプロセスが未成熟 | 負荷テストプロセスの成熟度に問題がある |
・性能問題によるUXの低下 ・性能問題によるアーキテクチャの見直し ・手戻り、または開発工数増やスケジュール遅延の発生 |
プロダクトやサービスのグロース前に性能課題が適切に検出可能になり、手戻りが少なくなる |
開発サイクルにおける テストのボトルネック |
高速開発・高速デリバリーにおいて、都度外部テストベンダーへのアウトソースを行うことで、全体工程のボトルネックとなっている |
・開発スケジュールが遅延する ・納期遅延に伴った、収益計画の遅れが発生する |
お客様組織内で、高品質なテストプロセスを高速にサイクルさせることが可能になる。また、高速なデリバリーを実現可能になり計画通りのビジネス推進が実現できる |
提供イメージ
2.データベース性能監視・改善支援オプション
開発プロジェクト中に発生する性能問題リスク低減のため、幅広い工程で利用可能な効率的な解析手法の実装に加え、改善を示唆するデータベース性能解析・改善支援するオプションです。
解決できる課題
従来の課題 | 課題の概要 | リスク | 課題解決後のお客様の状態 |
---|---|---|---|
貧弱な解析・分析のアプローチ | 性能分析の際に個々のSQL単位によるアプローチ中心になっている |
・調査する工数が増える ・調査の品質が低くなる ・解決までの時間が長期化し、お客様からクレームが発生する |
テーブル単位でのアクセスをパターン化し、パターン単位で効率的に可視化・評点化できる |
インデックス設計品質の不統一 | インデックスの変更を検討する場合、システム全体への影響範囲が分からない |
・レビュー工数増 ・運用環境での性能問題の発生 ・性能トラブル対応 |
インデックス変更による影響を容易に把握できる 悪影響の無い、効率の良いインデックスのチューニング・改善示唆ができる |
開発サイクルにおける テストのボトルネック |
データベース専任技術者の経験や勘に依存している |
・専任技術者の異動によるノウハウの流出 ・技術継承が無く事業があるタイミングで停滞 |
専任技術者に依存せずアプリケーションエンジニアでも対応が可能になり、論理的かつ定量的に改善方法の確認ができる |
提供イメージ
対応プラットフォーム
- ・分析対象データベースサーバ:Oracle、SQL Server
- ・分析データ保存用のリポジトリサーバ:Oracle、SQL Server
- ・クライアントPC:Windows
3.ネットワークアプライアンス負荷テストオプション
ルータやロードバランサ―などのネットワークアプライアンス機器や法人向けハイエンドネットワーク機器などに対して、最大転送量・最大使用帯域・大量コネクションの接続やエミュレートなどの精緻かつ大規模な負荷生成を可能にするオプションです。
解決できる課題
従来の課題 | 課題の概要 | リスク | 課題解決後のお客様の状態 |
---|---|---|---|
ソフトウェア エミュレーションによる 低負荷な生成 |
・ソフトウェアエミュレーションによる負荷生成の限界 ・クラウド環境を利用した負荷生成における帯域制限 |
・機器導入後の性能障害の発生 ・障害対応のコストが増加する |
負荷生成アプライアンス製品を用いた高負荷・大容量かつ精緻な負荷テストの実現 |
ネットワークレイヤの 性能・負荷検証ができない |
ネットワークアプライアンス導入前段階で性能品質が確認できていない |
・導入先の受け入れ検査不適合による再納入 ・チューニング等の手戻りコストの発生 |
レイヤ2以上のネットワーク機器に対して精緻なシナリオ設計・負荷テストが可能 |
提供イメージ
掲載されている製品名、会社名、サービス名、ロゴマークなどはすべて各社の商標または登録商標です。