TPI NEXT^Ⓡとは

TPI NEXT^Ⓡは、Sogeti社が作成したテストプロセス改善のモデルで、テストプロセスの成熟度評価と改善の標準を示したものです。
ビジネスの目標に適合させることが可能で、テストにおけるプラクティスが現場目線で書かれている、取り組みやすいテストプロセス改善モデルです。

テストプロセス改善ネクストの特長

特長１．プロセス診断結果を可視化

ソフトウェアテストプロセスの成熟度を3グループ、16のキーエリアで分類し、可視化します。多くの診断実績により蓄積されたノウハウ、データをもとにした、客観性のある適正な診断結果を提示いたします。また、把握した現状をもとに、業務効率化と品質向上を目指し、テストプロセス改善の方向性を示します。​テストプロセスを可視化することは、ソフトウェア品質の可視化につながります。​ソフトウェア品質が可視化されることで、市場で起こりうるリスクが事前に顕在化でき、不確実性の低減につなげることができます。

プロセス診断結果イメージ

※Initial：初期レベル
※Controlled：コントロールレベル
※Efficient：効率化レベル
※Optimized：最適化レベル

特長２．体系化されたテストプロセス改善手法

第三者検証のプロフェッショナルとして、数多くのソフトウェアテストプロジェクトに携わってきた当社認定コンサルタントが、TPI NEXT^Ⓡをもとに、診断から改善までをご支援します。TPI NEXT^Ⓡによる診断測定と改善を繰り返すことで、組織の中で改善意識を醸成し、改善プロセスを定着させることが期待できます。また、各プロジェクトの特性に応じた改善プラクティスを積み重ねていくことで、それぞれの組織に応じた、品質向上のための独自のゴールが形成できます。

テストプロセスの改善サイクル

特長３．改善施策の策定

お客様のビジネスゴール／ITゴールに対して、TPI NEXT^Ⓡに示された改善優先度をもとに、品質方針、テストプロセス改善方針、実行予算などを勘案し、優先すべき重点施策を策定します。お客様の組織やプロジェクトに合わせて具体的に提案します。 ​

改善施策案のアウトプットイメージ

特長４．小さな組織単位から導入可能

テストの実施組織単位で導入が可能なため、小規模な改善活動、短いサイクルでの改善活動からスタートし、業務効率化や品質向上の効果を実感いただきながら、徐々に改善効果の範囲を広げていくことが可能です。​​​

テストプロセス改善ネクストの支援内容

テスト・検証に精通した当社エンジニアが、お客様のビジネス課題やIT要求のヒアリングから、プロセスの診断と具体的な改善策の立案まで、一連のプロセス改善のための活動をワンストップでご支援いたします。​