Service

IoTハッキング・セキュリティトレーニング

IoTハッキング・セキュリティトレーニングは、講義と演習を通じてIoTデバイスの構造と脆弱性を知り、IoTシステムを安全に運用していただくためのスキルアップを目的とした研修メニューです。

導入メリット

  • POINT1 ハンズオンを中心とした実践的なトレーニングですので、IoTに関する理解を、実体験しながら深められます。
  • POINT2 トレーニングで使用するキットはお持ち帰りいただけます。トレーニング後も継続的に学習いただけます

トレーニングの概要

本トレーニングは初級~中級者向けの、IoTデバイスに対するハンズオン中心のセキュリティトレーニングです。

IoTデバイスの調査・テスト実績を有する当社のエンジニアが、そのノウハウをもとに、Wi-Fiルータを通じて、ソフトウェア/ハードウェア解析を始めとした基礎的なIoTハッキング手法を体験することで、機器の脆弱性について理解を深められるトレーニングを提供いたします。
また、車載ECUを模擬したソフトウェアを通じて、基礎的なCANのハッキング手法を体験することで、ECUの脆弱性についても解説いたします。

3日間のトレーニングで「組込みデバイスへのハッキング」、「ファームウェアに対するリバースエンジニアリング」、「バイナリエクスプロイト」、「CANプロトコルへのハッキング」など多くのトピックを学ぶことができます。)

受講対象者

  1. IoTデバイス及びIoTシステムのセキュリティについて学びたいとお考えの方
  2. Linuxの基本操作のご経験がある方

目的

このコースを修了すると次のことができるようになります。

  • IoTデバイスへ基礎的な攻撃
  • デバイスファームウェアの抽出と分析
  • バイナリのデバッグと逆アセンブル
  • ファームウェアのダンプ、ハードウェアとソフトウェアのデバッグ
  • IoTデバイスの通信機能への攻撃
  • 車載ネットワークの基礎知識
  • CANバスの盗聴、再送攻撃
  • UDSプロトコルを用いた攻撃の一例 その他

アウトライン

1日目

IoTセキュリティの基礎の説明をしたのちに、実際のIoTデバイスに対して、既知脆弱性を使用したサイバー攻撃に関する基本的なテクニックを学びます。

  • IoTセキュリティアーキテクチャーの内部概念
  • 既知のIoTデバイスの脆弱性(ケーススタディ)
  • IoTデバイスのファームウェア取得とリバースエンジニアリング

2日目

実際のIoTデバイスを分解して、回路基板の持つコンポーネントを理解し、基板のサイバー攻撃に関する基本的なテクニックを学びます。また、車載ネットワークの基礎を説明いたします。

  • 回路基板のコンポーネントとデバイスルートの取得
  • UARTのエクスプロイト
  • 車載ネットワークの内部概念

3日目

車載を模擬したシミュレーション環境にて、車載ネットワークのサイバー攻撃に関する基本的なテクニックを学びます。

  • CANバスの盗聴、再送攻撃
  • UDSプロトコルを用いた攻撃
  • 当日の進行状況により、内容変更の可能性がございます。

開催日、参加費用など

開催日は不定期となります。トレーニングの日程、場所、費用については、都度当社Webサイトや配信メールにてご案内いたします。

詳細は下記URLよりご確認ください。

掲載されている製品名、会社名、サービス名、ロゴマークなどはすべて各社の商標または登録商標です。